書道 書道教室 町田市JR成瀬駅前

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おおみち とえい

大道 兎影

科目名

 漢字のルーツと書道

月謝(消費税・管理費込み)

¥5,020 -/月

曜日・時間帯

第2・4水曜日/ 18:00~ 

あなたにとって書道とは

私にとって書道とは…
 ライフワーク

講師プロフィール

 日本文字文化機構支部理事
 謙慎書道会

好きな食べ物

木の実

出身地

神奈川県川崎市

ソピックを一言で表すと?

カルチャーステーション

好きなアーティスト・作品

趙之謙(清代書家)、 褚遂良(唐代書家)、礼器碑(後漢の碑)、ベートーヴェン、ラフマニノフ、クィーン

講師動画

皆様こんにちは!
この度ソピックカルチャースクールにて、「漢字書道」を担当させていただくことになりました、大道兎影(トエイ)と申します。

日本では、小学校から漢字を習い始めて、中学校までの漢字を習えば、一通りの文章は
読み書き出来ることになっています。氏名や住所など当たり前のように使用されている漢字ですが、漢字が生まれて三千年以上も経過していることは、あまり意識することがないと思います。

<現代に息づく漢字の神秘> 
世界の文明に、数多生まれた古代文字が、時代の移り変わりと共に衰退して、消えていく中、少しずつ姿を変化させながらも、伝達や記録の手段として、使われ続けてきた漢字。三千年以上という壮大な時流を生きている文字って、凄く神秘的ですよね。
この神秘的な漢字のルーツに目を向けていくと、古代人の世界観と文字が発生した背景が浮かび上がってきます。勿論、タイムマシンでも使わない限り、真実を知ることは出来ないと思いますが、多くの資料を紐解いてきた文字学者たちが、文字の秘密に迫る、魅力的な考察をしています。答えを出せないことかもしれない、しかし、人間の日常に根付いた文字の秘密を想像することは、可能です。

<甲骨文字>
甲骨文字という言葉を聞いたことがあると思います。古代中国の王朝 殷(商)で生まれた文字です。甲骨文字の多くは、象形文字と言われます。この絵のような文字は、単に物の形を模っただけではなく、物の本質を表現していると言われていて、それぞれの文字には、意味が隠されています。

<漢字はすがたを変えて生きている>
現代は楷書の時代と言われています。
楷書が使われ始めたのが二百年代。楷書の美が確立されたのが、六百年代。随分と長い時間を経ていますが、楷書の次の書体はまだありません。現代中国では、煩雑な楷書を避けて簡体字を使用することも日常的ですが、日本では、漢字、平仮名、片仮名を組み合わせて使う手段を用いているためか、楷書が、現在でも使われています。


紀元前の甲骨文字から始まった漢字は、周時代の金文に進化して、始皇帝が統一した篆書体を元に隷書体が生まれ、ここから、草書、行書、楷書と繋がっています。
漢字のお話が長くなってしまいましたが、本講座の内容は、二部構成になっています。
前半は、その日に揮毫する文字の、本来の意味や、変遷をお伝えしながら、漢字の持つパワーを感じていただきます。


後半は、実技になります。最初は、古代文字を使って直線や曲線の練習をします。どんな書体を書くにも、安定した真っ直ぐな線というのが、必要だからです。だからといって、ずっと横画、縦画の直線を書くのは、嫌になります。そこで、刀で彫った文字や、粘土で貼り付けた柔らかな文字を利用して、線の練習をします。古代文字は形がユーモラスなので、楽しく練習出来ます。
一通りの線の基礎練習が終われば、楷書の元となった、隷書に入って行きます。

文字が最初どんな意味を持っていたのか?
これを知ることで、書の表現に説得力が生まれてくると思います。
不思議な文字の世界を垣間見ながら、文字を表現してみませんか?

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