ジャズダンス　レッスン紹介

「私が先生にダンスを習い始めてから、今年で27年になります！」

と一番弟子さんであるカニちゃんに言われました。

ダンスを教え始めてからそんなにも長い年月が経ったのだと…。この時感慨深い気持ちになりました。私は若いころから身体を動かすことが好きで、器械体操、日舞や剣道をしていました。ダンスは最初モダンバレエから入り、ジャズダンスを始めたのは成人になってからでした。

その魅力にはまり、今日に至っています。私がこれまで歩んできた人生（喜びや悲しみ）に於いて、常にダンスは共にありました。私にとってダンスに携わると言う事は、心身の拠り所となっています。私がダンスをずっと続けて来られたのも長年ついて来て下さった生徒さん達やそのご家族、股関節の手術の時には、復帰するまでレッスンの代行を引き受けてくれたユウキくん、昨年94歳で生涯を終えた最愛の母（女手ひとつで私を育て上げ、私の息子達が幼い頃は育児に協力し私を支えてくれました。）このように沢山の方々のお力添えがあってこそだと改めて感謝の思いで一杯になります。

ダンスの活動としましては、自身の発表会を3年に一度の開催。発表会をしない年はチャリティーの舞台「骨髄バンク登録推進運動－命の集い」に生徒さんと一緒に10年以上に亘って参加しています。レッスンももちろん大切ですが、その成果を発表する場があるということは、とても励みになりますし、モチベーションアップにつながります。

私自身踊ると言う行為はライフスタイルの一部になっています。健康でダンスを楽しむ為には、身体のケアはかかせません。長年酷使してきて関節に不具合が生じ、間違った身体の使い方を改善すべくピラティスの勉強をして資格を取りました。心身ともに良いコンディションを保つことは、とても必要です。

年月を経て身体能力は低下していきますが、気持ちは若く、みずみずしい感性を持ち続けたいものです。これからも自分らしく踊っていきたいと思っています。 ダンスを通じて巡り合えた沢山のご縁と仲間、生徒さんに本当に感謝しています。これからもダンスを通じてもっともっと楽しいことが始まる予感がしています。

踊ると言う事…それは、祈り、コミュニケーション、自己表現、愛