地唄舞、上方舞レッスン 町田市JR成瀬駅前

地唄舞、上方舞レッスン 町田市JR成瀬駅前

かんざき よしのり

神崎 貴孝

科目名

地唄舞(上方舞)

料金

¥6,800 -/月

今回、地唄舞教室を持たせていただく事になりました堀派神崎流師範、神崎貴孝と申します。まず始めに地唄舞について日本舞踊と比べながら、簡単にご説明をさせて頂きます。そもそも地唄舞の『地唄』とは、『土地の唄』を意味する言葉で、江戸時代中期に琴・三味線等を伴奏とし盲目の検校らによって京阪で唄われ、それを地とした唄なので『地唄』と呼ばれました。

その地唄に合わせ、畳一畳のスペースを舞台とし、着物と扇一本とを使い、すり足を中心とした動きで情念の世界を心を込めて表現した静かな舞が『地唄舞』です。地唄舞は『座敷舞』『上方舞』と呼ばれることもあります。日本舞踊が歌舞伎踊の『踊』を根底にしているに対して、『舞』は江戸末期以降に能楽や公家・武家で愛好された『御殿舞』を取り入れたものです。又、舞の伝承は主に女性の舞手によりなされ、女舞の系統を引くものとして作品の内容も女性の境遇や心情を唄ったものが多いです。

私は男ながら家庭の環境もあり若い時分から稽古をさせて頂きましたが、この女性が主である舞の世界は純文学にも通じるものがあると感じ学んでおります。彼の亡き文豪、女性崇拝者とも言われる谷崎潤一郎も地唄舞の大変な愛好者でその著書『細雪』にも多くの描写が出てくるほどです。稽古を踏む中で私もいつしか儚くも美しく描かれる情念の世界に魅了されてきたのかもしれません。

又、系統である能楽の祖、世阿弥も情念の世界を大事に描いており、女性の悲哀を語った幽玄の物語として『能』がございます。このような『心』に重きを置く世界観の系譜にある『地唄舞』を通じて、是非心の美=『舞』を一緒に学んでみませんか?